長崎県 五島列島 -「五島の椿」を産業化する 離島での取り組み

~「五島の椿」を「世界の椿」へ~

最近、テレビでも良く五島が取り上げられるようになりましたね。

でも、ちょっと前まで、五島はあまり注目されていませんでした。

五島(ごとう)と読めず(ごしま)と呼ばれたり・・・。

若者は島を出て行って。高齢化が進んで。

どちらかというと、少しずつ衰退している、そんな感じの島でした。

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この写真は、五島列島 福江島のフェリー乗り場。

3月になると、転勤、就職、進学などで島を旅立つ島民のため

船の出発まで、島民たちが集まり新たな旅立ちを見守ります。

毎年訪れる春の風景です。

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五島列島では太古の大昔から、九州の西の端にあり、

そこには、確かに島の人々の暮らしがありました。


今、島に住む私たちは、そうした人々が築いてきた島の歴史、文化の上に暮らしています。

先人からのバトンを受け継いで、50年後、100年後の島の暮らしを作っている最中なんです。


島を大切にしなきゃ。

やっとそう思えるようになりました(45才にして…遅い)。

持続的に島が維持・発展していくためには、産業は欠かすことはできません。

けれども、都市部から離れたこの島は、新たに企業を誘致するほどメリットがあるとは言い難いです。

ならば、島から産業を興しましょう。

五島には「椿」があります。

五島全体で推定1000万本以上の椿が自生しています。


この島の自然が、歴史が育んできた、

この島に咲く椿は、

一朝一夕で真似することのできない、それはそれは大きな、そして大切な島の宝です。


そんな価値ある椿に、

きちんと光をあてるのが私たちの大きなミッションだと理解しています。


椿を中心とした島の産業が盛り上がって、若い人たちが働ける場、

島のおじいちゃん、おばあちゃんがイキイキと活躍できる場ができると、

自然と島が活気づいてくると信じています。


五島の「椿」を光輝かせ、「五島の椿」を「世界の椿」にする。


そのために私たちは、島の人たちと一緒に(ここが大事!)、

椿を盛り上げるために頑張っています。


このブログを通して、五島列島や椿を知ってもらうことも、

大切な活動だと思っています。

ひきつづき、私たちの活動を知っていただき、応援いただけると嬉しいです。

次回投稿もお楽しみに!


谷川

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